介護に関わる全ての人に
寄り添いたい
2025年問題では、団塊世代約2000万人が後期高齢者となり、日本全国では人手不足や介護保険の存続など懸念材料は、枚挙にいとまがありません。介護現場では「足りない」状態となり、介護保険サービスではカバーしきれない、生活での困りごとを抱える高齢者やそのご家族は、増加の一途をたどることが考えられます。
各大手企業ではロボットやセンサーや腕時計で、高齢者の見守り安全サービスを提供しています。
住み慣れたご自宅で過ごすのは、充実した人生を送る一つの選択肢ではありますが、ロボットに監視され、自動電話サービスから電話がかかり、安否確認される生活は果たして心地良いでしょうか?
私の答えは、Noです。人と会話しながら安全を見守ってもらいたいです。そんな思いから「高齢者に手作りの見守りサービスを」考案しました。
そして、賛同してくれた専門職により、介護相談では「親が、繰り返し同じことを言うようになった。」「介護認定は、どのタイミングで受けたらいい?」「認知症じゃないと言い張って検査を受けてくれない。」等々のお悩み相談を開設しました。一口にお悩みと言っても、多種多様です。
介護現場での豊富な知識と経験を生かして、私たち専門職がご相談に寄り添います。
海外の研究によりますと、「孤独」は、一日に20本の喫煙や肥満より体にかかる負担が大きいそうです。会話により、孤独や認知症予防の一助になれば、こんなにうれしい事はありません。